Story

と或る世界がありまして。

と或る王国がありました、と或る魔王もおりました。
人或るところに魔王在り 魔王在るところに人が在ると昔から申しますが、
この世界も例に漏れぬが 王道ファンタジー世界。
此処より始まりますは、胸躍り、血沸き立つ、壮大なる叙情詩、

などの類では御座いません。
皆様にお伝えすべくは、叙情詩と言うよりは、そう童話。
少しチープで、非常識で、残酷で、滑稽な 童話で御座いましょう。

さてさて 恐るべきは、魔王による圧倒的克つ破壊的な"嫌がらせ"。
侵略?暴虐?
いいえ、その世界は甚だ我々の常識に当てはまらぬ世界で御座います。

対象は一国の主。
世にもみすぼらしき王城の、世にも奇妙な国王で御座います。
国王に浴びせられる魔王の周到なる"嫌がらせ"。
それは"幼稚"?それは"羞恥"?いいえ、それは"窮地"。

追いつめられました国王は、一人の若者を呼び出します。
彼こそは国一番の勇士にして 国一番の変わり種。
さあさ、ここから先は語るべく話では御座いません。

貴方が紐解く 夜と騎士の物語なので御座います。